小学六年生の六月に、父と二人で沖縄旅行に行きました。二人とも沖縄に行くのは初めてで、那覇空港に降りた時の南国の香りを今でも覚えています。
借りたレンタカーはボロボロの中古車で、だけどそれもなんだか沖縄らしい気がして楽しい気持ちになりました。車の窓を全部開けて、風を感じながらドライブしました。

日本一の水槽がある水族館で大きなサメを見ました。ほかの魚もたくさん見ました。海の中にいるような気持になりました。
リゾートホテルはとっても広くて、敷地内はゴルフで使うバギーのような乗り物に乗って移動したのを覚えています。
毎朝朝食は選べて、ボーイさんが不思議な発音で「アメリカン・ブレックファストでよろしいですね」と言っていたのが面白かったです。

美味しいものもたくさん食べたのを覚えています。沖縄そば、中華菓子のようなういろうのような沖縄独特のお菓子、パイナップルなどなど…
スッパイマンというお菓子や豚の耳のおつまみであるミミガーにはハマって、大好物になりました。とても懐かしい思い出です。